思考法

因果関係を考えすぎない方がうまくいくかも(参考書籍:GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代)

2020年になって読破するのに、長い時間がかかった本があります。 アダム・グラントという人が書いた「GIVE&TAKE」という本です。副題に「与える人こそ成功する時代」とついている通り、仕事を通じて成功する人とは人に惜しみなく与えることができる人だとい…

「戦略」や「スキル」を過剰に信頼してしまっていることに気づく(参考書籍:成功はランダムにやってくる!チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方)

「成功は”ランダム”にやってくる!」は名著 twitterでオススメされていて良さそうだったので気軽に手をとった「成功はランダムにやってくる!」を読み終えました。 結論として、個人的には2019年に読んだ中で最良の本となりましたので、その中で得た気づきを…

歴史や哲学は「事実」だけではなく「思考プロセス」を学ぶもの(参考書籍:サピエンス全史)

歴史や哲学は挫折しやすいジャンル 先日の大型連休を利用して、普段は余裕がなくて手をつけない「歴史」や「哲学」関係の本を読みました。 そもそも、昔からこのジャンルは好きでしたが、学習して何かを得る(アウトプット目的)、というよりは学習そのもの…

仕事の質を高める「ディープワーク」って何?(参考書籍:大事なことに集中する)

仕事に向き合う原動力としての「没頭」 以前、上司から「なんでそんなに頑張れるの?」と聞かれた際に、うまく返答できませんでした。もしかするとその「頑張り」を承認するための質問だったのかもしれませんが、うまく返答できなかったことが頭の中に残りぐ…

部下に言いたいことが伝わらない2つの理由(参考書籍:具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ)

皆さんは風呂に入っている時は何を考えますか? 何も考えずに鼻歌を歌っていますか?それとも、途中にしていた課題の続きを考え続けたりしてますか?また、今日の1日を振り返る時間に当てているかもしれません。 僕はといえば、その時の脳内シェアの高い「悩…

考える力は「自分ごとの課題」✕「意思決定の数」で向上する

考える力とは 僕は日々、考えることが下手だなと思います。30年も生きてきて、考え方について考えるのは少し遅いかもしれませんが、それだけ難しいことなんだと前向きに解釈しています。 考える力とは何でしょうか。いろいろな書物を読む中で、僕が一番しっ…