キャリア

転職・キャリアを考える上で読んでおきたい本10選(後編)

さて、前編ではキャリアを考える上で示唆が多い、キャリア論について主軸で書かれている本を紹介しました。後編では、キャリアのことを主題で書いているわけではないけど、キャリアを思考する上で金言が書かれている本を紹介したいと思います。 キャリアを思…

転職・キャリアを考える上で読んでおきたい本10選(前編)

転職を思考することは非日常ではなくなり、むしろビジネスマンとして日常の中にあるべきだとすら考えられる時代になりました。終身雇用の終焉や大企業の倒産リスクなどを筆頭に、一つの会社で勤め上げるというのは神話であることを誰もがなんとなく自覚し、…

好きなことを仕事にするリスクについて(参考書籍:科学的な適職)

天職は探すものではない 誰でも一度は自分にとっての天職とは?と考えたことはあるかと思いますが、ここ最近は天職は探して見つかるものではなく、今の仕事を天職に変えていくものだと考えています。 採用面接をしていても、スキルは十分にあったり、人柄も…

個人の「働き方」を企業経営に置き換えて考えてみる(参考書籍:働き方の損益分岐点)

キャリア選択は「自己内利益の最大化」を思考すべき 個人のキャリアを考えるときに、多くの人が重要視するのは、「給与」や「条件」などのハード面と「やりがい」「心理的安全性」などのソフト面が挙げられます。これらをそれぞれバラバラの要素だと考えてし…

「リーダーシップ」は素養ではなく、鍛錬できるスキル(参考書籍:採用基準 地頭より論理的思考力より大切なもの)

すべての人に求められるリーダーシップというスキル マッキンゼーの採用マネジャーを長年勤めた伊賀泰代さんの『採用基準』を読むと、リーダーシップを持つことの重要性と、それ自体が日本という国の成長のボトルネックになっているということに気づきます。…

転職では「得られるもの」だけではなく「失うもの」にも注目する(参考書籍:仕事選びのアートとサイエンス)

「転職のような経験」は、長い人生で意外と機会がない 転職活動自体が、過去にないほど当たり前のものになってきていると実感します。人材系会社が広告などで転職活動を推奨し続けているという背景もありますが、各個人の中で「一つの会社しか経験がないこと…

仕事の質を高める「ディープワーク」って何?(参考書籍:大事なことに集中する)

仕事に向き合う原動力としての「没頭」 以前、上司から「なんでそんなに頑張れるの?」と聞かれた際に、うまく返答できませんでした。もしかするとその「頑張り」を承認するための質問だったのかもしれませんが、うまく返答できなかったことが頭の中に残りぐ…

自分が使う「言葉」に素直になること(参考書籍:天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ)

僕は3年前に大手メーカーからベンチャーに転職し、それまで周囲が現場の営業職ばかりという環境から、マーケターや企画、エンジニア、そして営業職という多種多様な職種の人と働く環境にと様変わりしました。もちろん、キャリア背景も全然違い、特にコンサル…

会社員は上司に好かれた方がトクという当たり前の話(参考書籍:人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている)

上司には戦略的に好かれた方がいい 会社員である限り、上司に好かれることは必須です。それにより、昇進や昇給は言うまでもなく、マイクロマネジメントや日々の厳しいコミュニケーションを避けられるということは、幸せな会社員生活の前提になります。 一方…

ほとんどの人に、「やりたいこと」なんて必要ない(参考書籍:転職の思考法)

なぜ読んだか もともと転職を1度していることもあり、また今のベンチャー企業でで採用に関わっていることから、転職活動について触れることも多いので、Newspicksやツイッターでも「キャリア」はテーマとして大好物です。 本書は、今度僕のチームメンバーと…

僕たちにはもう楽なステージはない(参考書籍:劣化するオッサン社会の処方箋)

なぜ読んだか まだ3冊目の読書ブログだと言うのに、そのうちの2冊が山口さんの著作となってしまいました。 それだけ、いつも興味深く読ませていただいております。 難しいことを難しいまま伝えるのはアマチュアのやり方だと思いますが、この方は難しいことを…